男と夫殺害で妻に20年求刑

 インターネットの出会い系サイトに殺人を請け負うと書き込んだ男に依頼して夫を殺害したとして、殺人罪に問われた名古屋市の無職高橋光江被告(49)の論告求刑公判が13日、名古屋地裁(伊東一広裁判長)であり、検察側は「保険金目的で許しがたい犯行」として、懲役20年を求刑した。

 検察側は論告で「共犯者に、夫の生命保険で多額の報酬を支払うと約束して殺害をけしかけており、刑事責任は重い」と指摘した。

 弁護側は保険金目的を否定、12月5日に最終弁論を行う。

 論告によると、高橋被告は、サイトで女性の気を引くため「プロの殺し屋」を装っていた男(43=同罪で懲役18年確定)と知り合い、夫の会社員祐幸さん(当時51)の殺害を依頼。昨年4月13日、自宅で祐幸さんに睡眠薬入りの発泡酒を飲ませて眠らせ、男が胸などをナイフで刺して殺害した。

[2006年11月13日16時33分]